神戸一のハンバーガー

毎週土曜日か日曜日の夜ご飯は、ハンバーガーにしている。
といっても、マックやらモスやらのようなチェーン店ではなく、ハンバーガーレストランのハンバーガーだ。
阪急電車の六甲駅から、線路沿いに東に向かって(梅田方面)歩いていくと、
セブンイレブンが見えてくるが、そこを通り越して歩いていくと、毎週行っているハンバーガーレストランがある。
そこでは、神戸牛と但馬牛・兵庫県産黒毛和牛を贅沢にブレンドしたハンバーガーを出している。
よく焼肉屋とかステーキハウスで、サシの入った神戸牛を出している所があるが、どう見ても
脂の中に肉がまぎれているような肉を出していて、少し食べるにはよいかも知れないが、沢山食べると
胃もたれして、好きではなかった。
このハンバーガーレストランでは、そんな事を考えるのは無駄なくらい、赤身をたーーぷり使い、かつ肉の甘みやら旨みを閉じ込めた凄い美味しいものを出してくれる。
遥々カナダからやってきたシェフと、日本人の明るい奥さんが2人できりもりしている。
カナダで三ツ星シェフをしていただけあって、とても清潔で丁寧な調理をしてくれる。ここは急いで雑にしないのがプロだということを感じさせる。
手作りのパティだから、無くなると閉店。(何度か閉店になってしまったので帰った経験あり)
味付けもシンプルで、塩とブラックペパー。ケチャップやマスタードもあるが、まずはそのまま食べると、
肉汁があふれ、肉の本当の美味しさを感じられる。
ケチャップ等もかけても良いが、僕の場合はそのままが一番旨いと思っている。
ここのポテトも秀逸だ。生のジャガイモを専用のスライサーで切り、それを油で揚げている。
沢山作らなければならないのに、冷凍してとっておくということをしない。大変な手間であるが、それが嬉しい味を作ってくれる。(専用スライサーは、最初ジューサーかと思っていた・・・)
アイスクリームも美味しいのだが、それは行ってみてのお楽しみ(笑)

学生時代、「ご馳走」という言葉についての何かの本を読んだが、食べる人のために馳せ走り回り用意するという事だった。まさに、このハンバーガーレストランは、ご馳走に相応しいレストランだと言える。
但し、2人で一生懸命やっているので、無茶言ったらダメだよ。

この店は、
THE BURGER PIT という。
http://theburgerpit.blogspot.com/
まだ開店してから1年していないのに、常連さんが沢山来ている。海外の人も沢山来ている。
色々模索しているので、営業時間が変わったりするが、それもお客様の為に良い物をという
シェフと奥さんの頑張りだから、温かくみてあげたい。
なんせ、旨いのは確かだ。
写真が無いのは、いつも食べてしまってから「あーーーー!!」と気づくからである。
だって、旨いからしかたないじゃん  と開き直ってみる。